11月のマイソールでの練習後、へろへろになっている時のわたしと友達です。
突然ですが、みなさんは調子の悪いときに練習をしますか?
風邪気味だったり、腰が痛かったり、昨日食べたものが合わなくて気持ち悪かったり・・・
練習しない言い訳は、100人いたら100通りあると思います。
でも今回話したいのは、「つらくても練習しなさい!」ということではありません。
昨日の呼吸クラスでも言いましたが、アシュタンガヨガは先生と一緒に練習します。
文字通り先生が練習を見てくれることもあれば
自分が先生の目線に立って、一人で練習することもあります。
一心不乱に練習するのではないのです。
自分のその日の様子を見ながら、どんな時にどれだけ動けるのかを知ることができます。
変なたとえですが、アシュタンガヨガは、お母さんみたいなものなんです。
カッコつけていいところだけ見せようとしてもうまくいきません。
全部お見通しだし、受け止めてもくれます。
クラスもワークショップも、
ベストな自分を披露する場所ではありません。
日々の変化を発見して対処して、より心地よく生活できるようにするための練習です。
先日のクラス後に、練習生さんが
「わたし何回もおんなじことを先生に言わせていますね!」と困ったように話されましたが
それでいいんです!
わたしは、わかるまで何度でも伝えますし、
練習している方の理解も、わたしの理解も
日々アップデートされているので、
同じことのように聞こえても実は進化していたりもするのです。
もし、練習をしたくないのであれば、それはそれでいいでしょう。
だれも強制しません。
そもそもやりたいから練習をするのですものね。
でも、もし、心の中に
「今日はベストな体調じゃないからやめておこう」という思いがあるなら
それは、ちょっと違いますよというお話です。
シャラート先生は、高熱の時は練習はやめなさいと言います。
わたしは、食べ物に当たっときは練習しない方が良いと思います。
(去年の経験より。毒が体中に回ります)
試験勉強の前に部屋の片づけをし始めて結局あんまり勉強しなかったりするのと
似ているかもしれませんね。
部屋は多少汚くても、今、勉強することで
今の自分の能力がわかる。そんな感じでしょうか?
無理せずに、でもたんたんと。
わたしも自分に言い聞かせていますよ!
片山リナ
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