Hola(オ~ラ~)こんにちは!
今は五分咲き、こちらは満開などと
どこもかしこも桜の咲き具合に話が集中していて
春だな~と実感します。
さて、スペイン語圏で日本と同じように春を感じ始めるのは
スペインですが、それ以外の中南米は季節は真反対で
今は秋真っ盛りなのです。
そして今の時期は、聖週間(セマーナサンタ)真っ最中!
彼らの大半の人はクリスチャンなので待ちに待っているのです。
しいていえば、私たちのゴールデンウィークに似ているでしょうか?
この時期は何処へ旅をするかで頭がいっぱいの人たちが殆どです。
去年はヨーロッパだったから、今年はアジアかな?とか
海岸近くに行って新鮮な魚のセビーチェを食べたいね~とか
毎年のようにこの時期に旅をする人が多いのです。
一方熱心な信者は、その聖週間に自分が通っている教会から
キリスト像がお神輿のように担がれて
大聖堂まで運び出される大切な行事があります。
それはとても敬虔かつ荘厳な行列です。
そのお神輿に車輪はないので
30~50人の人たちで担いで歩きます。
それはとても名誉なことなんだそうです。
圧巻なのは、道路一面に敷き詰められる
色とりどりの花びらと染めたおが屑をデザインしたじゅうたんです!
なんと準備には一ヶ月以上かかるとのこと!
そこを容赦なくお神輿が通ると
まるでドミノ倒しのように
その美しいじゅうたんがグチャグチャになってしまうんです。
それを次の山車が来るまでに
担当の人たちが駆け寄っていって
出来るだけ元どおりに花じゅうたんを再び作り上げていくのです。
セマーナサンタの意味で私たちに馴染みのある
「復活祭」でしょうか。
毎年、春分の日の後の最初の満月の次の日曜日がその日に当たります。
つまり毎年日付が変わるんですね。
今年は4月1日がイースター(復活祭)で
その前日から1週間前の期間がイースター休暇(セマーナサンタ)。
そこへ有休を何日か取って大型連休にするあたりはどこの国も同じですね。
十字架に掛けられ死んでいったキリストが復活した日、
お神輿の後ろには吹奏楽団がいて
ブルーや黒の衣装に身を包んで、荘厳なミサ曲を演奏したかと思うと
一転して明るいマーチを演奏して
そのリズムに街中が復活祭に酔いしれていくのです。
次回はグアテマラ、メキシコなどから発生したマリンバについてご紹介しますね♪
Chao(チャオ~)Hasta Pronto(アスタプロント)又ね(^_-)-☆
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