Hola(オ~ラ~)エリカです。
このところ、気候の変動が激しく
「まるでトロピカルね!」って
行ったことがある人もそうでない人も良く口にします。
そよ風が吹いてからっとしたトロピカルはいいけれど
もうすぐ梅雨に入ると・・・想像しただけでちょっと残念な気分に(>_<)
そしてこの時期に海外から演奏旅行で日本にやって来る楽団員が
最も気にするのがこの湿気です。
ある時、メキシコの「マリンバ ナンダヤパ」と言うグループがやってきました。
セフェリーノ ナンダヤパお父さんと4人の息子たちで構成された
マリンバのグループです。
メキシコの民族音楽だけでなく
シンフォニーオーケストラなどとも共演する
音楽的にも評価の高いグループです♪
その彼らが一番気にしたのが、日本のじめじめとした湿気でした!
厄介なのは、コンサート会場が変わるたびに
大工用具一式!みたいなおおがかりな道具を使って
まず、137あるキーの板を並べ
それからトントンと金づちのようなもので
叩いたり緩めたりを繰り返しながら
共鳴箱の響きを調えるという作業をじっくりと!
毎回、コンサートが始まる前に、1時間かかってやっていました。
彼らによるとコンサートを行う場所によって微妙に湿気や温度差があって
音も違ってくるそうなんです。
今では引退した父親に代わって末っ子のマリオが彼の家族を引き連れ
世界を演奏旅行で回っているんだとか♪
共鳴箱が木琴のようにパイプではなく木製というのが
手間のかかる分だけ、マリンバ独特の温かさが伝わってくるのかなと思いました。
Hasta pronto(アースタプウロント)又ね(^_-)-☆
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