初めてのエレファントサファリを終えて、少し興奮気味にホテルに帰ってきました。
キャンプテンが「タイガートップ」という名前がついているのだから、トラは絶対に見たいなあと言うと
ガイドさんが「絶対トラはいるから。このあたりの村ではトラに食われた人が多いんだから」などと、物騒なことを言います。
ツアー中は、1日2回。合計6回もサファリに出られるので
一度くらいはトラに会えるのではないか・・・と期待は持てます。
そんな話をしながら、ホテルの庭に出てくると・・・
大きな野生動物発見!
サイの赤ちゃんです!
ホテルの人が言うには、1週間ほど前にお母さんが殺されてしまって、この子がそばにいたとのこと。
仕方がないので、ホテルで育てることにしたんだそう。
かわいそうなこの子の名前は「モンデイ」
月曜に見つかったからと言っていたから
「マンデイ」なんでしょうけど、ネパール発音では「モンデイ」みたいです。
なぜモンデイのお母さんは殺されてしまったんでしょうか。
サイの角ががんに効くなどと言って、目玉が飛び出るほどの値段で取引される国もあるそうなので
もしかすると、密漁者に出会ってしまったのかもしれません。
そういえば、トラの骨もがんに効くといってものすごい値段で取引されているとか。
ホテルの人が「さわってもいい」と言うので
そ~っとモンデイにさわってみました。
ペタペタとして感触で、少し手に引っ付く感じ。
さわっていてもモンデイはいやではないらしく、じっとしていてくれます。
つやつやしていてとってもかわいいです。
充分にさわったと思い、お礼を言って帰ろうとすると・・・
モンデイが追いかけてきました!
特につなが付いているわけでもないので、どんどんこちらに来てしまいます。
そして、さすがにサイ!突進してくるのが早いのです!
小さいとはいえドラム缶二つ分くらいはあるので、ぶつかられたらひとたまりもありません。
でも、モンデイは直前でストップ。
そうか・・・なでてほしいのかな。
もう一度、なでて、今度は追いかけられないようにえさをあげてから帰りました。
お母さんがいなくなって、1週間。まだまだ寂しいんだと思いました。
これからモンデイはどうなるのだろう?ずっとホテルの看板息子でいるのか、それともある程度大きくなったら、ジャングルに帰されてしまうのか。
こんなに人懐っこいから、もし密猟者に出会ったら、すぐにやられてしまうのではないか・・・
野生動物たちに囲まれた、夢いっぱいのジャングルでなんだか少し悲しくなってしまうのでした。
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