インドに来てやりたくでもできないもの。
それは、運転です。
本当は何車線なのかわからないくらい
車とバイク、自転車と歩行者が入り乱れています。
バイクの二人乗りは当たり前。
三人乗りも、ぱっと見渡せば通りに一組はいます。
家族4人で乗っているのもよく見かけます。
そして、自分の行きたいほうにみんなそれぞれ進みます。
もうだめだ、絶対ぶつかったと思っても結構なんとかなっています。
見るとあと3センチ!みたいな神業があちこちで繰り広げられています。
今日は信号で止まっていて、(あと45秒)と数字が出ていました。
(せっかちな人たちだからかこうゆう表示はあるんですね)
ふと横を見るとバイクが飛び出しています。
まだ45秒あるのに・・・と信号を見たら、真っ黒でした。
停電です。
これまでは、だいたい家にいるときに停電になっていたので気がつかなかったのですが
運転中に停電になるとカオスです。
ちょうど交差点にいたのですが、それまで青だったほうがいつまでも走り続け
わたしたちはいつまでも渡れません。
でも絶妙な呼吸でいきなり体制が逆転して、うまく渡ることができました。
思い切って・・・をここでやると確実にぶつかります。
やっぱりみんな最後のところでは力加減をしていてうまいのです。
これはよそ者にはとうてい真似できません。
みんながうまく渡っている中、思いっきり進んでぶつかりそうになっている
若い女学生がいました。
すると同乗していたおじさんがひとこと「女の人って自分が正しい側にいると周りを見ないよね」と。
なんだかう~んとうなってしまいました。
自分の言ってる事は正しいからと全体のことを考えずに発言してきたことが
自分にもあるような気がしてきて、ごちゃごちゃした道の真ん中で
反省したい気持ちになりました。
※写真は信号待ちのバイク。全然動じてませんでした。
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