前回からの続きですよ(^^♪)!
さて、しっかりと踏みつけて
ジャガイモの水分を出したら
太陽の下に広げて、カラカラに乾かします。
なので、アンデスでは、雨が滅多に降らない6月7月が
「ジャガイモ踏み」の季節なんです!!!
とは言え富士山級の3,800~4000mの高さですから
昼間はカラカラに乾燥していても、夜は氷点下になります。
そんな季節を利用しての大切な食作りですが
あの寒さの中、素足で踏んでいるのには驚かされます。
そうやって時間をかけて作った
乾燥ジャガイモのことを「チューニョ」と呼びます。
黒っぽくて干からびたジャガイモは
独特のにおいがあります。
どうでしょう?日本の方には結構苦手なにおいかな~?
わたしの場合、アンデスを訪れたときは
それでなくても
高山病の気があったので、
あの独特のにおいのジャガイモには
食欲をそそられませんでした。
勇気と機会のある方は是非挑戦してみてください!(^^)!
さて、
このアンデス高地の人たちは
「チューニョの入らないシチューは、愛のない人生みたい」
などと洒落たことを言います。
彼らの大切なお祭りでは
「モテ」と呼ばれている茹でたトウモロコシの粒と
その上に黒っぽい「チューニョ」をのせたものが
欠かせない大のご馳走なんですって。
あの独特のにおいも
ずっと慣れ親しんでいる地元の方たちには
「ないと物足りない!」と感じる大切な味なんですね。
今度は、わたしも
100%気分がいい時に食べてみたいと思います。
さて、次はアンデス高地に欠かせない家畜たち
アスタ プロント!またね!
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