このあと、本格的な登山というか下山にになりました。
今日は4時間、今日は6時間と毎日目標を決めて進みます。
ツクチェを出てすぐ、道がどんどんハードになってきました。
道幅がほんとうに人ひとり分しかありません。
途中、木の多い山を無理やり道にしたような場所に来ると・・・道がなくなりました。
目の前がまっ茶色で、明らかにここでがけ崩れがあったことがわかります。
がけの下を見てみると・・・
100メートルほど下にブルーや赤の何かが見えます。
どうやら誰かが落とした荷物・・・いや誰かが落ちたのかもしれません。
茶色いただの斜めの山にもよく見ると、人の通った足跡が見つかりました。
また、いつがけが崩れるかわかりません。
一応前の人が通った道なら安全だろうと、一歩一歩踏みしめて確認しつつ、ただし後ろの人は大丈夫かなどと確認する余裕はまったくない状況で難所を乗り切りました。
「いまここで一歩はずしたら命はない」
そんな状況になったのは初めてだったからか、迷いに迷って踏み出した最初の一歩は今でもその光景を覚えています。
つづく
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