うねうねと曲がる川沿いの道の先に、あたたかなオレンジ色の光が見えたときには心底ほっとしました。
3時間かかる予定でしたが、真っ暗はまずい!という焦りから
スピードを増したようでなんとか6時過ぎに村につくことができました。
本来、泊まろうと思いもしなかった小さな村です。
宿も一軒しかありませんでした。
しかし、断られたらもう、行く先はありません。
次の村はここから4時間はかかります。
OKの返事をもらったときは本当にありがたい気持ちになりました。
しかし、部屋に入って仰天!
2階に部屋に案内されたのですが、床がまるでベニヤ板です。
歩くとふわふわ動くのです。
そして、暗い!
スイッチを入れるとろうそくより暗そうな電気が一灯だけベッドサイドにともりました。
そして、どこかから明かりがもれているなと思って見回してみると
なんと隣の部屋!
これまたベニヤの壁のあちこちに、自然なのかわざとなのかわからない穴がたくさん開いていて、隣の部屋の明かりが漏れているのです。
もう、これは、何も考えずに寝たほうがいいと思いました。
ベッドだって怪しいものです。どうせならツクチェ村のようにベッドがベニヤ板だったダニの心配が少ないのに・・・と思いつつ
寝袋をベットに広げて、暗い電灯を消して、
(泊まれただけでもありがたいんだ)と言い聞かせてさっさと眠ってしまいました。
つづく
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