ジョムソンの空港にはトラチャンのお兄さんが迎えに来てくれていました。
お兄さんは、ジョムソンでホテルを経営しているとのこと。
迎えに来てくれたのですが、移動は徒歩です。本当にちいさな村のようです。
行ってみると、周りのホテルとは格段にカッコイイ、お金のかかった建物がお兄さんのホテルでした。
名前は「マジェスティ」
やはり、トラチャン一族はお金持ちで地元の有力者のようです。
ホテルに着いた時、ちょうど昼の時間帯で宿泊客がおらず、
その時間を使ってなんと!インド映画の撮影が行われていました。
きらびやかな服を着てクルクルと回る男女とその他大勢のダンサーたち。
今でこそ日本でもよく見かける映像ですが、当時はまだそれほどでもなく、
「あ!ムトゥだ!」と思ってしまいました(笑)
聞けば最近は、ヒマラヤなどの山岳地帯でインド映画を撮影するのが人気なんだそう。
「これから自然の中に突入するぞ!」と意気込んでやってきたジョムソンでいきなり
インド映画を見てしまい、得をしたようなそうでもないような気分になりました。
撮影の邪魔にならないよう、部屋に荷物を置いて、街を一周してみることにしました。
街といっても空港のまわりのほんの少しの区間。あっという間にお散歩終了です。
空港前の通りはホテル。そしてホテルの一階がレストランになっているところが多いようです。そのほかよろずやのようなお店。一本道を入ると、もう普通の民家があり、子供が遊んでいたり、ニワトリが走っていたりします。
ホテルから山の方角を見ると、延々小石が広がる道が続いていました。
切り立った山が(おいでおいで)と言っているようです。
この道をずっと行けばムクティナートへ、そしてムスタン、チベットに続いているのだ、と思うともう、進まずにはいられません。
時刻は12時。
お昼を食べて、行けるところまで行ってみることにしました。
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