Hola(オ~ラ~)エリカです。
さて、マテ茶文化は南アメリカ
特にアルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイで
しっかりと根付いたようです。
日本では想像できないくらい大きな牧場で働く人々にとって
主な食事はお肉。
ヤギもヒツジもウシでも
アジの開きみたいにふたつわりにして、焚き火にあてて
塩だけで味付けして焼いた肉「アサード」が
日本人にとってのお米のような存在の主食なのです。
想像できますか?
そして、その食事に欠かせないのがマテ茶だったわけです。
栄養的にはもちろん、たぶん味としても。
今では、
家庭では、コーヒーを飲むのと同じ感覚でマテ茶を飲みます。
そして、ハイキングやドライブ、スポーツに出かける時にも
必ず!マテ茶一式を携えて行きます。
遊んでいても、仕事をしていても
なにかと言えば「マテする?」「マテ飲みたい?」と聞かれます。
そしてこのマテ茶の「儀式」のようなものについてですが
マテを準備する人はひとりと決まっています。
「マテ茶飲む?」と誘った言い出しっぺがを準備します。
飲む人数が3人でも5人でも、ひとりで準備するのです。
さて、マテ茶の入れ方ですが
まずグアンボと呼ばれるマテ壺に
6~8分目の茶葉を入れます。
そしてその壺を手のひらへポン!と逆さにします。
壺を元に戻し、手のひらについた粉茶をはらいます。
これは、お茶を飲んだ時に粉を喉につまらせないため。
続いて
壺を少し斜めにし、熱湯を注ぎます。
ボンビージャという銀製のストローを中に刺したら
まずは客人に勧めます。
そのあとは、その場にいる人に順番に渡していきます。
つまり回し飲みをします。
独特の習慣なので、きっと
他人と同じストローで飲むことに抵抗がある人外国人もいるでしょうね。
飲むときのエチケットとしては
ボンビージャ(銀のストロー)で中をかき回さない
マテ壺だけを持って飲む(ストローは持たない!)
といったところです。
黙ってると何回でも回ってくるので
もういらないなと思ったら
「グラーシアス」(ありがとう)と言いいます。
「もう結構です」という意味です。
マテ壺からボンビージャでマテ茶を飲むのも
何度か経験しないと慣れというかコツが必要なので
それなりに楽しめないかもしれません。
最近はティーポットでマテ茶を楽しむ人も増えているそうなので
興味のある方は「飲むサラダ」を一度試してみてください。
Hasta pronto(アスタ プロント)又ね (^^♪
コメント