インドに来て心地いいなあと感じるのは
たぶん、日本のちょっと昔の暮らしを体験しているような気分になるからだと思います。
大きな道路はきれいですが、ちょっと裏道に入ると舗装されていなかったり
その舗装されてない道で子供たちが自転車に乗ったり、クリケットしたり。
そこへお母さんが来て、用事を言いつけたり。
こう書くと、日本でもよくあることのように感じますが、もう、ないんですよね。
この写真は、お昼ご飯前に、4時のお茶のためにお菓子を作っているところです。
豆や麦の粉をこねて丸めて油で揚げた素朴なお菓子です。
たぶん、日本で作るとなったら大事になりそうですが、ここではささっとついでに作ってしまいます。
そのときのお母さんの気分でお菓子が決まります。
昔はもっとなんでも手作りで洋服もお母さんが足踏みミシンで縫ったそうです。
日本もそうでしたよねー。
ギャップは30年くらいなのかな。
インドにいる間は、それほど感動することでもないのですが
日本に帰るとこの手作りが無性に恋しくなるのです。
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