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豪快な水しぶきに、冒険心が刺激されること間違いなし!
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チチカカ湖への道その2☆彡

エリカの中南米いまむかし

【チチカカ湖への道その2☆彡】

Hola(オーラ―)エリカです。

 

飛行機が着く時間だけ

臨時営業のような個人タクシーが

空港から出てきたばかりの観光客に群がっていました。

 

私たちに「40!」と声をかけてきた男の子に

私が「30!」と言うと

「おねえさんたちさ、俺たちにOKしないと、ここへ取り残されちゃうよ」

と、言うのです。

辺りを見るとあれだけいた観光客は

それぞれマイクロバスやタクシーに乗って

いつの間に?と言うくらいきれいさっぱりいなくなっていました。

辺り一面地平線の空港前には

数人がタクシーと交渉していましたが

やがて次々に乗り込んで行きました。

 

「俺たちに・・・」と彼が言ったのは

もう一人運転手の大人が車で待っていて

その子は「営業担当」といったところ。

 
それでも私たちは

「あなたさあ、子供でしょ?子供は学校へ行ってる時間だよ」

 

私たちのにわか民生児童委員は

お説教するふりして次の手を考えます。

 

「わかった、じゃあこうしよう・・・」

とさすがペルー在住20年の

マリちゃんのバリバリのぺルー弁が発揮されました。

「私たち2泊して、明後日午後3時にはここを発つので

ホテルに1時に迎えに来て!つまり往復あなた達と契約するわ」

 

「往復で40(ドル)! どう?これであなた

湖畔巡りのお客さんを探さなくっていいし

運がいいと又、空港で別の人を探せるでしょ!」
めでたく交渉成立!!!
ほとんど交渉に加わらなかった運転手は

子供の父親なのか仕事仲間なのか

定かにはならなかったけれど。
彼らのタクシーで無事ホテルに到着し

ベルボーイが私たちの荷物を運んでチップを渡し
やや緊張気味のホテルの制服を身にまとった

インディオのホテルマンが
「これに書き込んでください」と言ったかと思うが早いか

テーブルが大きく揺れ始めました。「やめてください!揺らさないで・・・」
揺れているのは私でした。

つづく☆彡
Hasta pronto(アースタ プロント)又ね( ;∀;)

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