ジョムソン街道の上の方を歩いていると驚くようなものを運んでいる人に出会います。
まず、ニワトリをカゴごと運んでいる人。
椅子やテーブル等を器用に身体にくくりつけて運ぶ人。
なかには、水を入れるのでしょうか、ドラム缶3つ分くらいの大きさのタンクをひとりで担いでいる人もいました。
もう、荷物が自分の身幅からはみ出しているっていう表現では足りないくらい。
遠くから見ると「タンクが歩いている!」と思います。ほんとに。
こんな様々な、そして重い荷物を担いだ人たちも、
道の幅が足ひとつぶんしかない急なガケや、凍るような冷たさのヒマラヤの雪解け水に足をつけて歩かなければならないのです。
強いなと思います。
3年ほど前にテレビで、家族のために洗濯機を運ぶ様子が感動的に放送されていましたが
この当時はジョムソンまで飛行機でものを空輸するお金のない人たちは、
みんな家財道具などこうして運ぶのが当たり前だったのです。
家族のために4日かけて重い冷蔵庫を運んだり、急病人をかかえて医者のいる村まで山道を走ったり・・・毎日が感動的なドラマだったんですよ。
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