クリスマスや忘年会などの季節になりました。
「取りあえずビール!」の次は何でしょう?
最近はソムリエ顔負けのワイン通も周りに増えていますね。
何でも、フランス語で「ソメイユ」と言って
ワインが寝ている状態の言葉が変化して
「ソムリエ」になったんだとか。
元々酒蔵番だった者が、レストランのオーナーに促されて客席に現れ
ワインの説明をしたのが始まりなんですって。
その始まりと言うのは、18世紀のフランス革命後
すっかり収入が途絶えたある貴族が開店した食堂からが
おそらく最初だろうと言われています。
日本では何といっても、ワインはフランス、イタリア、ドイツ他
ヨーロッパものの方が目立って評判ですよね。
南米でいうと、チリのワインは安くてお手頃!のイメージで
最近はスーパーでも幅をひろげていますが
実は中南米のワイン物語は結構古いんです。
コロンブスによる新大陸発見以来、つまり500年の歴史があるのですが
それがより良きものになるのには、200年位は待ったのでしょうか。
1880年代に、欧米でブドウの根を枯らす虫害が
ヨーロッパ(スペイン、イタリア、フランス等)中に蔓延したといいます。
その結果ヨーロッパの生産者たちは
アルゼンチン、チリへと新天地を求めてやってきたのです。
ローマ帝国がキリスト教を公認し、その布教に伴って
特に赤ワインは儀式に使用されるため、修道院が中心となってワイン造りに専念し
品質も向上したんでしょうね。
ところで、スペイン語では白ワインを「ブランコ(白)」
赤ワインは「ティント(赤と言うより赤黒)」と言います。
ワインの歴史のお勉強の次は、わたしの体験を少し・・・
(つづく)
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