つづき
そんな栄養たっぷりの
フェジョアーダやシュラスコ(串刺しのでっかい焼肉)
で力を普段からつけているらしい
パウリスタ(サンパウロの人)に電車の中へ押し込まれ
大豆(イソフラボン)だって、ササニシキだって負けられない
とばかり押し返したけれど
丁度、お弁当箱の片隅で
大豆はフェジョアーダに押し切られた感じ。
ホームドアが凄い勢いで
次々に設置されつつある日本とは大違いだし
「右側が開きます」
「次はどこそこ駅です」などと
表示もなければアナウンスもないんですから。
挟まれたらさぞ痛かろう無情のドアが
バッシャーン!と大きな音で閉まると
何人もの顔がニヤニヤしながら
「残念でした!次の駅で頑張って・・・」
とばかり私を楽し気に見ています。
ここは移民の坩堝、誰一人私を見て
右も左もほんの少ししかわからない
観光客とは思っていないようでした。
次に乗降客の多かった駅で
どーっと押されながら無事に出ることが出来たのです。
先程の大豆だとかフェジョンとかの豆の話と
国民性の話をまだしますよ。
次回ね・・・チャオー
コメント