ポカラは「ペワ湖」という湖とアンナプルナやフィッシュテイルといった有名な山が見られる場所として知られています。
季節によってなかなか晴れないけれど、晴れた日には・・・絶景!
日本からも写真クラブの人たちが撮影ツアーに訪れていましたよ。
そのくらい、きれいなところです☆彡
通りを歩くとトレッキングやラフティングの勧誘があちこちからあります。
オシャレなカフェやレストランもあって、なんとなくヨーロッパの気配が漂います。
しかし、そこはやはりネパールでした。
夜、食事を終えて外に出ると、店も街灯も全部、いっせいに街の明かりが消えました。
停電です。
まあ、よくあることなのですが、この時はなかなか復旧しませんでした。
仕方なく、真っ暗な中をホテルまで歩くことにしたのですが、
停電のためか人っ子ひとりいなくなってしまいました。
街灯もなにもかも消えているので本当に真っ暗です。
街の中心部、ホテルに行くため山側の道に入ろうとしたら・・・
道に鉄条網が!
とても入れません。
仕方ない、遠回りだけど別の道で帰ろうと後ろを振り返ると
真っ暗な中、見張り台のような場所があって
そこには、銃を構えた兵士の姿が・・・
一瞬「やばい!?」と思いましたが、服装を見るとこれは政府軍の兵士。
わたしたちを守ってくれる人のはずです。
この時期ネパールでは「マオ派」という毛沢東主義で貧しい農民を代表するとする組織が与党の国民会議派と争っていて、大きな衝突で市民が巻き添えになる事件も起きていました。
しかし、守ってもらっているとはいえ、この真っ暗な中
背中に銃を向けられたまま歩くというのは気持ちの良いものではありませんでした。
結局停電は次の日まで続き、その日は一日はホテルも、レストランも
どこに行ってもアイスクリームが売り切れでした。
街中のアイスクリームが停電で溶けてしまったんです!
リゾートと言えどもやっぱりネパールなのでした。
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