Hola(オ~ラ~)エリカです。
何年か前、真夏(12月、1月、2月)にアルゼンチン行ったとき
この「チェ~」攻めにあいました。
小学生低学年の息子たちは7月に入ると
長~い3ヶ月もの夏休みが始まっていて
お母さんも声を張り上げて
「チェ~、宿題やったの?勉強して遊びなさ~い!」
なんて、どこも同じなのです。
そのとき、時差の調整が上手くいかなかったわたしは
ベッドでうとうと彼らの会話を毎朝のように聞いていました。
「チェ~お兄ちゃん、それ僕のだよ!」
「チェ~すぐ返してよ」
「チェ~こっちへ入ってこないでよ~」
「チェ~それ僕のだってば~」
とひっきりなしに「チェ~」が聞こえてきます。
そう言えばカフェやバルでも、会話の始まりに
「チェ~」はずっと聞こえていました。
この「チェ~」は
辞書には「呼びかけ、注意喚起、驚き」の意味とあり
この他には意味のない呼びかけとも書いてあって
どうもそれはアルゼンチンだけでのことのようでした。
ちょっと余談ですが、アルゼンチン以外のスペイン語圏の人々は
その昔お金持ちで大国であったアルゼンチンのことを
「お高い」「気取り屋」と言ったするんですよ!
さて、これで「チェ~ゲバ~ラ」の国籍は
アルゼンチンということがおわかりいただけましたか?
「チェ~ゲバ~ラ」については、何度か映画化されましたが
ガエル・ガルシーア・ベルナールが主演の
「モーターサイクルダイアリーズ」が印象的でしたね。
ゲバラがまだ医学生だった頃
バイクで12,000㎞に及ぶ南米大陸を縦断し、
南米社会の現実を目の当たりにしました。
そして、貧困、病気、圧政と不平等に対して
遂にはキューバでカストロ兄弟と共に武装闘争を起こしました。
それが有名な「キューバ革命」ですね。
ラテンアメリカでは「政治と宗教の話は友人同士でしないこと」と言う
いわれがありますから
そろそろこのあたりで音楽でも♫(^^♪
アルゼンチンと言えば「タンゴ」が有名ですが
その発祥の地は港町「ラ・ボーカ」であるということ以外
はっきりしないままですが
一つの言われは、キューバのハバネラのリズムの影響を受けて
港町ラ・ボーカにたどり着いたのではと言われています。
今日は、あのピアソラも師として仰いだ
A・トロイロの名曲「Ché Bandoneon」
チェ~バンドネオンを若手の奏者
マリアーノドゥカトキンで聞いてみて下さい。
Hasta pronto(ア~スタプロント)! 又ね。
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