【何もなくて豊かな島】 崎山克彦
椎名さんがおススメする本として読んで、
その結果現地にまで行ってしまったのです。
この「豊かな島」に！
現地で作者の崎山さんとお話しすることもできました。
景色も、空気も、人も、食べ物も、海も
すべてがそろっていて、「楽園ってこんなところだなー」と思いました。
1周歩いて1時間ほどの島で、周りで採れるものを食べて、
海にもぐったり
子供たちと遊んだり、のんびり本を読んだり・・・。
本で読んだ生活そのままを体験することができました。
これまで行ったどの外国よりも、わたしに影響を与えました。
「一番楽しかった海外はどこ？」と聞かれたらここを答えます。
ある日、ミルクティーが飲みたくてお願いしたら
「あー、この島には牛がいないからね」と粉ミルクを渡されて・・・
そのときに（そうかーなんでも自分で手に入れてるんじゃないんだな）と初めて実感できました。
ミニマムな暮らしが教えてくれることは大きいです。
必要なものって実はそんなにたくさんない。
たくさんない方が幸せを感じるのだと教えてくれた場所です。
思えば、この島に行った年は
飼い犬が突然死んだり、わたしが交通事故にあったり、他にもつらいことがたくさんありました。
この翌年からマイソールに行くようになって今に至るので、
この場所が、楽しい自分の人生をリスタートさせたきっかけになったように思うのです。
本を読んで、時が来たらこの島を訪れることをおススメします！
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