Hola(オ~ラ~)こんにちは! エリカです。
食後にデザート!は
日本の食文化にもすっかり根を下ろしましたが
中南米諸国のデザートは
主食よりも誰もが気にします。
子供も大人も「デザートなあに?」と
食事が始まる前に必ず聞いていたものです!
そこで、またもや思い出す彼らの
「甘さ」に対する舌の感覚です!!
たとえば、
日本の文化に興味がない外国人を食事に誘う時は
事前にインタビューしておかないと
お互いにがっかりすることになります。
以前、アルゼンチンタンゴ楽団の人々と
10数か所のコンサートでお手伝いした時のことです。
歌手とダンサー以外は50才以上のメンバーが10数人。
彼らにはこの業界の決まりで、一週間分ずつ食費が渡してあるのですが
そのときはちょうど京都でした。
折角、食の都にいるのだからと
スポンサーから「懐石料理」のご招待がありました。
ステージでは風格も威厳もあるバンドネオン奏者も
他のヴァイオリンやピアノ奏者も
運ばれてきたお膳にびっくり!
小さなお皿に様々ななにかよくわからないものが並んでいる!
といった顔をしていました!
若者ダンサーたちは「侍になった気分!」と余裕の発言をしていましたけど。
そのとき、わたしは
一応、一皿一皿何が入っているとか味などを説明して
食べ始めました。
静かに「お食事」が進んでいるかのように見えたのでしたが
少し離れた席にいる人たちが集まって騒ぎ出しました!
何事だろうと近くに行って、お膳を見てビックリ!
なんと!「茶わん蒸し」に白いものがてんこ盛りになってたのです!
「お砂糖が欲しいとおっしゃって・・・」と、お店の人(^^;
「何も味がしないからね、いや、なに、その・・・」
「デザートのゼリーかと思って!」
これには、もう大笑いでした!
気持ちはわからなくもないですけどね(^^)!
日本の
「コク」「旨味」「風味」「出汁」の食文化には
歴史があるんですね!
さて次回はまた甘いデザートのお話しにしますよ。
Hasta pronto(アスタ プロント)又ね!(^^)!
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