Hola(オ~ラ~) エリカです。
マリンバの起源は、ウイキペディアなどで見てみても
アジア説とアフリカ説がありました。
おそらくクラシックや、ポピュラー
にも使用されるようになったシロフォン(日本語では木琴)は
アジアからヨーロッパ、そして世界へと広がったようです。
さて、わたしがグアテマラで初めて聞いたマリンバは
あの「復活祭」(ラセマーナサンタ)の時でした。
大規模な音楽隊がいる街は演奏もダイナミックに行われるのですが
わたしが行ったのは小規模な町のお祭りでした。
やはりそこでも、一番後部の方に
インディオ(マヤ族)たちだけがお参りする教会のキリスト像が運び出され
民族衣装で演奏する音楽隊はマリンバ一台だけ。
この行列はキロほどは町を練り歩くので
マリンバの両脇をそれぞれ人が抱えて運ぶのです!!!
弾く人は5~6人いて
高音部、低音部が入れ替わり立ち代わりで
息を合わせてそれは素晴らしい演奏を聞かせてくれます♪
彼らのこころのこもった真剣な弾き方に
胸を打たれたことを思い出します。
この、7人がかりで演奏されるグアテマラのマリンバは
ハタンキョウやシタンの木で作られています。
マリンバには137枚ののキーの板があり
その一つ一つに共鳴箱がついています。
その共鳴箱に小さな穴があいているのですが
その穴を豚の腸の皮で被ってあるあることで
マリンバ独特の、甘い、柔らかい音が出るそうなんです!
職人さんがコツコツと木をけづって一台のマリンバを仕上げるのには
半年ほどかかるそうです。
そしてこのマリンバを作る名工は
今ではもう数えるほどしかいないとか。
グアテマラの空港や主要なホテルなどには
マリンバの楽隊が常設されているので、
運がいいと、まだ文明の手の入らない
素敵なマリンバに出会うことができますよ。
Hasta pronto(ア~スタプロント)では又 (^_-)-☆
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